こんなに進化した水虫に効果がある薬
「水虫の特効薬を開発したらノーベル賞ものだ!」と数年前までにはそういわれていましたがこれはもう過去のお話です。
現代ではほんのわずかな水虫の薬で水虫(白癬菌)を殺すことができ、水虫に効くことが証明されています。且つ安全で優れた抗真菌薬が医療の現場でもつかわれています。
1990年代初頭までに使われた水虫の薬
この時代の薬は水虫(白癬菌)に対する抗菌作用がさほど強くなく1か月毎日、患部薬を塗っても症状の改善はほとんどありませんでした。なので薬で完治することはすごく難しかったのです。イミダゾール系という薬剤が主な水虫の薬に使われていました。
なのでみなさん知恵を絞っていろいろ試行錯誤で水虫と戦ったのです。今でも残る酢に足を付けて水虫を治す方法などはこの時代には主流な方法でした。薬が効かないのでいろんな民間療法がありました
1992年より登場した水虫に効果がある薬
この時代になると新しい水虫に効果がある成分の薬が登場し水虫の治療方法が様変わりしました。患部に薬を塗るだけで短期間で効きました。
水虫に効く薬には白癬菌に対して以前と比べものならないくらい強い殺菌力をもっています。
1日一回の使用で効果があり、かかと水虫と爪水虫にも効く
最近の傾向として一日一回、幹部に塗るだけで効きがあります。これは薬が一度皮膚に入り込むと、ずっとそこにとどまって出てこないという性質があるからです。これまで外用剤だけでは効きがないとされてきた角質型増殖(かかと水虫)の水虫や爪の水虫にもある程度効果があることが認められています
水虫に効く薬には以下の成分が入っている
塩酸ブテナフィン・ラノコナゾール・塩酸ネチコナゾール・塩酸アモロルフィン・テルビナフィン(ラミシール)